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ITパスポート試験 2027年度改訂
よくある質問

このページについて

2027年度からのITパスポート試験について、よく聞かれそうな点をまとめました。分からないことは「分からない」と書いています。開始月、試験時間、出題数、分野別の出題比率、シラバス確定版の公表時期は、いずれも本サイトが確認できた範囲では未公表です。推測は書きません。

回答はIPAの公表資料に基づいて作成していますが、学習方針の提案や「こう読める」という判断は本サイト独自のものです。シラバス案はVer.0.1であり、確定版で変わる可能性があります。

01よくある質問

2026年9月5日時点のIPA公開情報をもとに作成

Q1. 新しいITパスポート試験はいつから始まりますか?

IPAは2027年度からの新試験制度の開始を予定と公表しています。ただし、ITパスポート試験の新シラバスに基づく出題が具体的に何月から始まるのか、本サイトが確認できた公表情報はありません。開始月・移行方法は未発表です。なおITパスポートは、情報セキュリティマネジメント試験・基本情報技術者試験とともに先行して移行する区分と位置づけられています。

Q2. いま受験すべきですか、それとも新しい試験を待つべきですか?

開始時期が未発表である以上、待つ判断にはリスクがあります。また新シラバスでは、アルゴリズムやシステム開発技術が範囲外になる代わりに、データマネジメント・データ分析・AI利活用・AI技術・情報倫理・マインド・スタンス・クラウド・デザインのアプローチが新しく入ります。減った分だけ楽になる改訂ではありません。受験の必要が今あるなら、現行シラバスで受けるほうが情報も教材も揃っています。(これは本サイトの考えです。)

Q3. いま持っている参考書や過去問は使えなくなりますか?

全部が無駄になるわけではありません。そのまま使えるのはプロジェクトマネジメント、サービスマネジメント、データベース、ネットワーク、情報デザイン・情報メディア、会計・財務。中分類として新シラバス案にも残っており、扱う内容も大きくは変わりません。知識は使えるが章立てが合わなくなるのが企業活動、経営戦略、システム戦略、法務、セキュリティです。特に法務は4つの中分類に、セキュリティは3つに分かれます。やらなくてよくなるのがシステム開発技術、ソフトウェア開発管理技術、アルゴリズムとプログラミングです。詳しくは新旧シラバス対応表をご覧ください。

Q4. アルゴリズムやプログラミングは本当に出題されなくなりますか?

シラバス案 Ver.0.1 では、中分類22「アルゴリズム・プログラミング」はITパスポート試験の出題範囲に含まれていません。シラバス案の本文にも見出しごと存在せず、「アルゴリズム」「擬似言語」「プログラミング」「変数」「配列」といった語は全22ページに一度も出てきません。ただしシラバスの用語例は出題内容をすべて列挙したものではないため、「絶対に出ない」とまでは言い切れません。中分類として出題されないことは公表資料から確認できます。詳しくは範囲外になるものをご覧ください。

Q5. 過去問道場などの過去問演習は意味がなくなりますか?

新シラバスに基づく過去問は、まだ1問も存在しません。公開されているのはIPAのサンプル問題4問だけです。したがって新体系で新しく立った分野(データマネジメント、AI利活用、AI技術、情報倫理・AI倫理、マインド・スタンス、クラウド、デザインのアプローチ)については、過去問演習では対策できません。一方、残る分野の知識を問う過去問は引き続き有効です。

Q6. 試験時間や出題数は変わりますか?

本サイトが確認できた公表情報はありません。現行は120分・100問で、ストラテジ系35問程度・マネジメント系20問程度・テクノロジ系45問程度という内訳が公表されています。新体系の「ビジネス/テクノロジ/セキュリティ・倫理」でそれぞれ何問出るのかも未公表です。推測は書きません。公表され次第、更新します。

Q7. 「マインド・スタンス」とは何ですか。知識を問う試験ではないのですか?

中分類7「マインド・スタンス」は、知識ではなく意識・姿勢・行動を問う分野です。シラバス案では、この中分類だけ列の見出しが「用語例」ではなく「行動例/用語例」になっており、「環境や仕事・働き方の変化を受け入れ、適応するために自ら主体的に学んでいる」といった行動の記述が並びます。公開された公式サンプル問題4問のうち問1は、この分野からの出題でした。

Q8. データマネジメントは何を勉強すればいいですか?

範囲ははっきりしています。シラバス案が中分類8「データマネジメント」に挙げている用語例は13個だけです。データドリブン経営、データマネジメント、データガバナンス、データライフサイクル、DIKWモデル、データマネジメント機能、データ品質管理、メタデータ管理、そして生成・保管・処理・活用・廃棄。データマネジメント対策で1つずつ解説しています。

Q9. シラバスの確定版はいつ公開されますか?

現在公開されているのは「案」の Ver.0.1(2026年8月31日公開)です。確定版の公表時期は未発表です。IPA自身が「本資料の内容は公表時点の検討状況に基づくものであり、変更する可能性があります」と明記しています。本サイトの記載も、確定版が出たら見直します。

Q10. ITパスポートの次に受ける試験はどうなりますか?

新体系では、ITパスポートの次の段階としてデータマネジメント試験(仮称)が新設されます。ITパスポートで「基礎知識」として問われる中分類8「データマネジメント」と中分類9「データ分析・データ利活用」は、データマネジメント試験では◎(重点分野)として扱われます。同じ分類体系の上に乗っていて、違うのは深さだけです。詳しくはデータマネジメント試験(仮称)のページをご覧ください。

02出典